・import.configの編集
import.configは、StubテーブルのアドレスとHBLで使われる関数のNIDから構成されています。
・Stubライブラリの編集
あらかじめStubアドレスを探し出しておいてどこかにメモしておきます。
それに合わせてimport.configを書き換えます。
Stubアドレス数はゲームによって数が変わってきます。また、同じゲームでもFWによってアドレスが変わる場合があるので注意が必要です(HBLでimport.configがFWごとに複数あるのはそのため)。
ここではStubアドレス数が5つだった場合について解説します。
編集する前のimport.configです(画像はみんごるの物です)
緑色で囲った所がStubアドレス数で、青色で囲った所がStubアドレスのリストです。
画像ではStubアドレス数が8つあるので、青色で囲った部分のサイズは(4×8=)32バイトとなっています。
Stubアドレス数が5つだった場合は緑色で囲った所の数値を「8」から「5」に書き換えます。
次に、青色で囲ったStubアドレスのリストにメモしておいたStubアドレスを書き込んでいきます。
注意することは、一番始めに書き込むアドレスはゲームのMainModuleのStubアドレスになるようにしてください。
うまく書き込めればこのようになるはずです(ここでは分かりやすいように0xAAAAAAAAと書き込みました)。
もともとStubアドレス数が8つだった所を5つにしてしまったのでゴミが出てきてしまいました。ここは詰めてしまいましょう。
リストのサイズが(4×8=)32バイトから(4×5=)20バイトに減ったので、12バイト分詰めます。
これでStubアドレスの編集は完了です。しかしリストのサイズが変わったので、NIDリストのオフセット値がズレてしまっています次はこれを修正します。