違法行為ということは、
法律で禁じられている行為
であり、ゲーム機でハッキングすることを禁止する法律はありませんので違法行為ではありません。
ただし、PSPを例に挙げると、ゲームのケース裏側に以下の一文があります。
「当社は本ソフトウェアを無断で解析することを禁止します」
これはUMD購入にあたりユーザーがその条文に合意したと見なされる可能性があります。他にも裏面条文で、ソフトウェアを公に「伝達」(いわゆる海賊版配布行為)は当然禁じていますし、これについては明らかな著作権法違反ですが、実際にはソフトウェアの改変自体も禁止との条文もあります。CFWで起動するようパッチすることはソフトウェアの改変にあたる可能性はあります。
現在の著作権法は個人で楽しむ分には複製は合法とされていますし、個人でする解析や改変については具体的にそれを禁止する法律はありません。あくまでもメーカーサイドが禁止していると明言しているだけということです。
つまり、警察に逮捕されることはなくても民事裁判で訴えられる可能性はあるということです。
ゲームのハッキングに関しては個人が購入したゲーム機本体やゲーム自体の所有権は購入者であり、著作権こそ存在していますがたとえばPSPの場合にはソニーから貸与された物ではありません。所有権を持つ者が自分の資産をどのように運用するかはソニーにその範囲を限定されるべきではありません。
つまり、PSPでHomebrewを楽しむために自己資産を運用する行為(CFW)、または運用するための準備行為(ハッキング)自体には違法性はないと考えられます。
問題なのは、違法コピー(海賊版)の存在が、そのハッキングやCFWを前提にしているため明らかに相関関係があると判断されると民事裁判で負けるということです。
teck4 さんが書きました:その知人はおそらく"CFW=ISOダウンロード"などの間違った認識をしているのでしょう。
ハッカーの方々は違法行為を目的としてCFWを作ったわけではないのに、一部のユーザーが悪用した結果です。
通常の使い方で逮捕されることはないので安心してください。
全くもってその通りで、問題なのは違法コピー問題です。
常に皆さんに訴えていますが、違法コピー問題さえ存在しなければハッキングはグレイゾーンでもなんでもなく、シロです。ユーザー自身が違法コピーへの違法認識を持ち、決して手を出さないことが大切です。
店舗で販売陳列している商品を勝手に金を払わず盗む万引きと一緒です。普段から目の前で売っている販売商品を盗めばタダで手に入ると思って万引きしますか?しませんよね。目の前にあっても普通は盗まない。普通のことをインターネット上にある違法コピーにもあてはめて考えてみてください。