これを書いている時点では全てのバージョンから 9.2 までダウングレードできるため、わざわざこんなことをする必要はないです。備忘録のようなものです。
引っ越しの仕様上、EmuNAND が最新のシステムバージョンに対応していることが前提です。
Coldboot + EmuNAND の構築はここなどを参考にしてください。
また、可能であれば引っ越し元の NAND バックアップは忘れずに。
ダウンロードソフトの並びがほぼリセットされるので、並びを変えたくない場合はマイ HOME メニューで引っ越し直前の状態を保存しておくのを推奨します。
1. それぞれの本体で本体設定から引っ越し手続きを済ませ、データの移動(ピクミンが運ぶやつ)までは通常の手順と同じ
2. データの移動が終わり(この時点で引っ越し元の本体の役割は終了)、引っ越し先の本体で「再起動をします」と表示されたら、3DS をインターネットから遮断し(アクセスポイントからじゅうぶん離れる等)、再起動
3. SysNAND が起動して引っ越し作業の続きを始めようとするので(エラーになる)、手動で再起動し、EmuNAND を起動する(まだインターネットには繋げない)
4. インターネットに繋がっていないため作業が完了できず、HOME メニューに戻される。この状態で一旦電源を切る
5. ここで、1つの 3DS のデータが2枚の SD カードに分かれている状態(引っ越し先の本体の SD にEmuNAND データ、引っ越し元の本体の SD にユーザーデータ)になっているので、統合作業を行う
5.1. EmuNAND のデータ移行と、EmuNAND を起動できる状態の SD カード内のファイルを構成するのがめんどくさい場合は、引っ越し元の本体の SD カードの 3ds ファイルを引っ越し先の本体の SD カードにマージする
5.2. どうしても今までの SD カードを使いたい場合は、以下の作業を行う
5.2.1. 引っ越し元の本体の SD カードの中身を全てバックアップし、EmuNAND のパーティションの作成を行う
5.2.2. 引っ越し先の本体の SD カードの中身を引っ越し元の本体の SD カードにコピーし、先ほどのバックアップから 3ds ファイルをマージする
5.2.3. 引っ越し先の本体の SD カードの EmuNAND をファイルに書き出し(EmuNAND9 を使う)、このファイルを引っ越し元の本体の EmuNAND パーティションに書き込む
6. 統合作業が終わったら、引っ越し先の本体に SD カードを挿して起動し、インターネットに接続し、eShop を起動するか、(もし DSi ware のデータを SD カードに移動したなら)本体設定から引っ越しの項目を選ぶ
7. しばらく待って画面が切り替わると、NNID の移行が完了する
8. ダウンロードソフトのアイコンの位置がリセットされているので、マイ HOME メニューに保存したものを呼び出して元に戻す(プレゼントボックスに戻っているが、セーブデータは SD に入っているので起動すれば続きから遊べる)
9. おそらく本体のユーザー情報の引き継ぎに失敗しているので、本体設定から直す
参考: http://www.maxconsole.com/maxcon_forums ... ost1744294